この本かなり売れているらしいです。 10月にはテレビドラマ化されるようです。
 山崎豊子から一転してお気楽な作品です。

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 自分を変えたい、人生で成功したい、と思いつつ何もできないでいる主人公の青年の前に、インド旅行の土産に買ってきたゾウの置物からガネーシャという神様が現れる。
 話す言葉は関西弁、食べ物への執着が強く、白玉あんみつが好物というメチャクチャ変わった神様から、青年は人生を変えるための課題を毎日出される。
 時には喧嘩をしながらも青年は課題をクリアしていき、やがて神様との別れの時がやってくる・・・


 といった内容のストーリーです。 この青年がどうなったかはここでは秘密にしておきますが、神様が出した人生を変えるための課題を幾つか紹介しておきます。

●コンビニでお釣りを募金する
●人が欲しがっているものを先取りする(見抜く)
●トイレ掃除をする
●決めた事を続けるための環境を作る
●毎朝全身鏡を見て身なりを整える
●夢を楽しく想像する
●人の長所を盗む
●やらずに後悔していることを今日から始める
●毎日、感謝する

 まだまだあるのですが、ガネーシャの課題は難しいものは一つもなく誰もができる事ばかりでした。
 でも本気でやろうと思うと結構大変かも。 笑えるけどためになる本でした。