昨年作家生活25周年を記念して刊行された第3弾です。
 想像力の限りを尽くした、手応え十分、と著者が帯に書いていますが、東野作品の中でもトップクラスの秀作ではないか、というのが読後の感想です。


 ストーリーは、都内で連続殺人事件が発生、捜査の過程で次の犯行現場がある高級ホテルと判る。 しかし容疑者も狙われる相手も不明、そこで警視庁の刑事がホテルの協力の下ホテルマンに化け、客には内緒で妖しい人物のチェックを始める。
 そしてついにXデーを迎えるが事件は意外な展開に!・・・

 この文章では面白さが伝わらないかもしれませんが、面白い事は確かです(笑)