黄色いアサガオだけは追いかけるな――。ある日、西荻窪に住む独り暮らしの老人が何者かに殺された。不幸にも遺体の第一発見者となってしまった孫娘は、祖父の死とともに消えた謎の「黄色い花」に疑問を持ち、蒲生蒼太と謎解きに乗り出す。謎の花に呼ばれるように警察庁のエリートも加わり、所轄の捜査本部と三つ巴の謎解きがはじまる。謎の花とは「黄色いアサガオ」だったのか…? 疑問が疑問をよぶ長編科学ミステリ。(ダ・ヴィンチ電子ナビより)


 蒲生蒼太は上記の警察庁エリートの異母弟、所轄の刑事は殺された老人から息子の万引きの疑いを晴らしてもらった恩義があります。 さらに蒼太の中学生時代のガールフレンドや被害者の元同僚なども絡んできて複雑な人間関係になってます。