tubomaru-world

2006年4月27日ブローチでブログ開始。 2014年3月26日ライブドアに移転。 音楽、読書、健康etc、いろいろ書いてます。

2014年07月

マクベス昨日、野村萬斎主演の演劇「マクベス」を観てきました。
『マクベス』(Macbeth)は、1606年頃に成立したウィリアム・シェイクスピアによって書かれた戯曲である。勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れる。実在のスコットランド王マクベス(在位1040年–1057年)をモデルにしている。
 (Wikipediaより)
  シェイクスピアの4大悲劇のひとつが和風にアレンジされていて(狂言っぽさが感じられました)、良い意味で不思議な感じが終始していました。
 マクベスが魔女に騙されて王を暗殺し、身の危険を感じて逃げた王子を犯人に仕立て自ら王位に就くが、常に不安を感じていて、やがて錯乱状態になり最後は魔女に殺されてしまうという設定になっていましたが、そのへんは人間の心の弱さを表しているように思えました。 
 魔女を登場させることで悲劇の中に少しファンタジーが感じられる演出になっていました。


 小暮写眞館(上) [ 宮部みゆき ]  小暮写眞館(下) [ 宮部みゆき ]
小暮写眞館(上) [ 宮部みゆき ]
小暮写眞館(下) [ 宮部みゆき ]

 以前BSプレミアムでドラマ化(見ていませんが)されていました。
 宮部みゆきにしては珍しくサスペンスでもなく、ミステリーの要素も少ない青春小説です。

 売りに出ていた古い写真館を買った花菱一家。 リフォームせずにそのまま住んでいると写真館と間違われ、高校1年生の長男・英一のもとに不思議な写真が持ち込まれる。 不自然な場所に女性が写り込んでいるもの。 ある家族の写真が窓ガラスに写った顔が泣いているように見えるもの。 登校拒否の子供が撮った変わった写真。
 英一は友人と協力しながら写真の謎を解明していく、簡単に言うとそんなあらすじですが、家族間の問題や英一の淡い恋心なども絡んでストーリーが展開していきます。

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