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2006年4月27日ブローチでブログ開始。 2014年3月26日ライブドアに移転。 音楽、読書、健康etc、いろいろ書いてます。

Category: 読書


 小暮写眞館(上) [ 宮部みゆき ]  小暮写眞館(下) [ 宮部みゆき ]
小暮写眞館(上) [ 宮部みゆき ]
小暮写眞館(下) [ 宮部みゆき ]

 以前BSプレミアムでドラマ化(見ていませんが)されていました。
 宮部みゆきにしては珍しくサスペンスでもなく、ミステリーの要素も少ない青春小説です。

 売りに出ていた古い写真館を買った花菱一家。 リフォームせずにそのまま住んでいると写真館と間違われ、高校1年生の長男・英一のもとに不思議な写真が持ち込まれる。 不自然な場所に女性が写り込んでいるもの。 ある家族の写真が窓ガラスに写った顔が泣いているように見えるもの。 登校拒否の子供が撮った変わった写真。
 英一は友人と協力しながら写真の謎を解明していく、簡単に言うとそんなあらすじですが、家族間の問題や英一の淡い恋心なども絡んでストーリーが展開していきます。

 最近このシリーズが気に入って3冊続けて読みました。

 「もっとも危険なファンタジー」

 No.31最新作です。 新聞の書評で見て面白そうだったので購入。 
 21世紀後半、近未来のアメリカが舞台。 女性警部補イブとそのチームが、実業家でPCヲタクの夫ロークのサポートを得ながら難事件を解決するという内容です。
 
 本作品はゲームクリエイターが謎の死を遂げるところから始まり、捜査が進むんつれてゲーム内のキャラクターによって殺されたのではないかという説が浮上してきます。
 この作家のアイディア、想像力、構想はなかなか面白いと思い、続けて一つ前の作品を読みました。

 

 「残酷なめぐりあい」

 それがこの作品です。
 警察官の娘がレイプされ殺されるというところから始まり、捜査を進めていくうちに同様の手口の殺人が起こります。
 前作もそうですが、この時代はコンピューターの性能がかなりアップしていて、捜査を進める上で欠かせないアイテムになっています。
 2作読んでイブとロークのルーツが知りたくなりシリーズ1を買いました。

 「この悪夢が消えるまで」

 これがシリーズの1作目です。 イブとロークは殺人事件の主任捜査官と容疑者という形で出会います。 徐々に親密な仲になっていきますが結婚には至っていません。 また二人が出会う前の暗い過去の描写も少しあり、この先も読んでみたいです。

 

 黄色いアサガオだけは追いかけるな――。ある日、西荻窪に住む独り暮らしの老人が何者かに殺された。不幸にも遺体の第一発見者となってしまった孫娘は、祖父の死とともに消えた謎の「黄色い花」に疑問を持ち、蒲生蒼太と謎解きに乗り出す。謎の花に呼ばれるように警察庁のエリートも加わり、所轄の捜査本部と三つ巴の謎解きがはじまる。謎の花とは「黄色いアサガオ」だったのか…? 疑問が疑問をよぶ長編科学ミステリ。(ダ・ヴィンチ電子ナビより)


 蒲生蒼太は上記の警察庁エリートの異母弟、所轄の刑事は殺された老人から息子の万引きの疑いを晴らしてもらった恩義があります。 さらに蒼太の中学生時代のガールフレンドや被害者の元同僚なども絡んできて複雑な人間関係になってます。

 

 久しぶりにガリレオ・シリーズです。
 4作の短編で構成されています。 そのうち二つは6月まで放送されていたガリレオ第2シリーズでやってました。
 やはりドラマよりも原作、つまり草薙刑事が出てくるほうが面白い。 柴崎コウは良かったけど今回の吉高由里子の演技はイタダケマセンデシタ。

 

 生者と死者が一度だけ対面できる。 その役目を果たすのが使者(ツナグ)。

 この物語は死者に会ってもう一度話をしたいと願う人たちと、ツナグの役目を引き受けることになった少年の過去を綴ったものです。

 生者も死者も一度しかチャンスがない、そこがミソですね。 もし現実にそれが叶うのなら誰に会うのか、悩ましいところでしょうね。

 

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