AJP20 73年
 カーペンターズに続きトップに立ったのはドーンの「幸せの黄色いリボン」、6月2週から7月1週まで4週間1位、年間6位でした。

 この曲はアメリカ・ジョージアの田舎町で起きた実話をもとに書かれた作品です。
 詐欺罪で逮捕された男が刑期を終えて帰ってきた時、もし待っていてくれるなら町の角のオークの木に黄色のリボンを結んでおいてほしいと妻に告げた。 帰ってきた時木には黄色いリボンが結ばれていて妻は待っていた。 
 という内容。 日本でもこの話を元に「幸せの黄色いハンカチ」という映画が作られました。


 続いてはギルバート・オサリバンの「ゲット・ダウン」、最高位は6月4週の2位、年間20位でした。 それまでの曲とは変わってノリの良いポップロックになっています。


 最後はスティビー・ワンダーの日本での出世作と言っていいと思います。
 「迷信」 最高位は6月3週の6位でした。 オール・ジャパン・ポップ20を聴き始めて3年目、毛色の変わった曲がチャートに入ってきたという印象でした。


オール・ジャパン・ポップ20