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2006年4月27日ブローチでブログ開始。 2014年3月26日ライブドアに移転。 音楽、読書、健康etc、いろいろ書いてます。

Tag:ボニーM

 35年前の今頃のヒット曲です。

「サニー(Sunny)」ボニーM(Boney M)

 映画「サタデー・ナイト・フィーヴァー」の挿入歌が立て続けにヒットした’78年。 2月2週に26位を記録しています。
 ボニーMはビー・ジーズ程のヒットは飛ばしていませんが、当時のディスコでは頻繁に耳にしていた曲です。


オール・ジャパン・ポップ20    全国ポピュラーベストテン


 AJP20 78年最後の1位です。
 アバ 「サマー・ナイト・シティ」、12月2週~79年1月2週まで5週間1位。
 78年の年間32位、79年の年間29位にランクされました。 30年前の今頃ヒットしていたんですね。
 数多くのヒットをAJP20に送り込んでいるアバですが、アバ名義の1位獲得はこれが初めてでした(ビョルン&ベニーで「木枯らしの少女」が1位になっています)。



 続いてこの時期のお気に入りを2曲紹介します。

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 まず2度目の登場、ボニーM「怪僧ラスプーチン」です。 最高位は79年1月1・2週の4位、79年の年間37位に入りました。
 この曲は帝政ロシア時代の農民グレゴリー・ラスプーチンを歌ったものです。 ラスプーチンは経歴に不明の部分があり、祈祷で病気治療をして信者を増やしていき、怪僧・怪物などと呼ばれた人物です。 ↑↑
 当時の皇帝ニコライ2世の皇太子の治療をしたことで皇帝夫妻の信頼を得て、やがては政治にも口を挟むようになり帝政崩壊のきっかけを作ったとして、すこぶる評判の悪い人物です。


 ヴォーカルの男性、ラスプーチンと顔が似てますね(笑)

 次はフォリナー「ダブル・ヴィジョン」、大ヒットアルバムのタイトル曲です。
 最高位は79年1月1週の9位、この順位は非常に不満でした。
 3段階にキーが変わっていきサビに持っていくという聞き手を惹きつける作りになっています。


オール・ジャパン・ポップ20 

 AJP20 78年
 「恋のナイトフィーヴァー」に変わりトップに立ったのはビリー・ジョエル「ストレンジャー」です。
 ビリーはつい最近ワンナイト・コンサートを行ったばかり。 僕が訪問しているブロガーさん達も記事にしていました。

 「ストレンジャー」は日本でのビリーの人気を決定付けた曲です。
 8月1週~9月3週・10月1~5週のトータル12週間1位、年間1位の大ヒットでした。
 AJP20は毎週のレコード売り上げ、ラジオオンエア回数、葉書リクエストなどのデータをコンピュータに入力して、その結果をポイントに換算して週間チャートが決められていました。 そして各週の合計を年間ランキングとして発表していましたが、毎年の年間1位の曲の中でも最高得点を獲得したのがこの「ストレンジャー」でした。
 なお13週連続を阻んだ9月4週の1位は次回お送りします。


 続いてこの時期のお気に入りを3曲。
 最初はボニーMの「バビロンの河」、8月1・3週4位 、年間23位でした。 当時数多くのディスコバンドが出現しましたが、中でも一番好きだったのがこのボニーM.。 ディスコへ通い始めたのはもう少し後でしたが、ボニーMばかりリクエストしていました。
 これはカバー曲でオリジナルはジャマイカのメロディアンというグループだそうです。


 次はオリビア・ニュートン・ジョン&ジョン・トラボルタ「愛のデュエット」、8月2週4位、年間16位でした。 
 皆さんよくご存知の、この二人が主演した映画「グリース」の挿入歌です。
 話題の映画でしたが、内容は50年代のアメリカの高校生を描いた、ごく普通の青春映画でした。 


 最後はローリング・ストーンズ「ミス・ユー」 9月3週2位、年間10位でした。
 このチャートでは73年「悲しみのアンジー」以来の年間トップ20入りを果たしています。


オール・ジャパン・ポップ20 

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