♪グ~タラ~ラ ス~ダララ~
最初は特にいい曲とは思わなかったのに、最終章を見てからずっと頭の中でリプレイされていて、つい口ずさんでしまいます(笑)
2017年(ともだち暦3年)、ともだちは世界大統領になっていて”8月20日正午に人類は宇宙人に滅ぼされる、私を信じるものだけが救われる”と説いた。
殺人ウイルスが撒かれて以来、東京は高い壁で分断され都民の生活は制限されていた。
ヨシツネは反政府組織ゲンジー一派を、カンナはさらに過激な武装組織氷の女王一派を作っていた。
カンナの行動派ユキジにも止める事ができなかったが、オッチョから都民の間で密かに流行している歌がケンヂのものであることを知らされ、ケンヂが生きていると希望を持ち、8月20日にコンサートを開くことを決意する。 場所は万博会場、そこはともだちが攻撃しないことを知っていたからだ。
マルオは行方不明だったケンヂの姉キリコの居場所を突き止める。 そこにはアメリカで偶然キリコと会ったケロヨンもいた。 キリコはともだちがばら蒔く新型ウイルスのワクチンの完成に成功していた。
そして8月20日、ギターを背にバイクに乗ったケンヂは川越の関所を矢吹丈と名のって通過し、万博会場へと向かうが途中でともだちがリモコン操縦するロボットと対決する。
ついに判るともだちの正体。
ともだちの正体、僕の予想は半分当たり、半分はずれでした。
ただいろんなブログを見るとやはり原作とは違っているようで、ともだちの正体も微妙に違います。 いつか必ず原作を読まなくちゃ。
「20世紀少年」 子供の心理や行動がとてもよく描かれているストーリーです。 本格科学冒険漫画となっていますが、その根幹になっているのはケンヂたち小学生の心理。
小学校時代には勉強のできる子、スポーツの得意な子、ヒーロー的存在の子、ガキ大将、いろんなタイプがいますが、クラスで目立たない子、友達の少ない子も必ずいますよね。 そんな存在の薄い子、友達が欲しいのに上手く作れない子の心理から”ともだち”が生まれたように思います。
■20世紀少年(ビッグコミックス) 全22巻+21世紀少年 上・下